先に言う:FPSのためにDLCを買うのは非推奨
現時点の報告は「DLC所持チェックの負荷が絡む」可能性が高く、 本来はパッチで直るべき問題です。買っても環境によって差が出たり、将来の修正で意味がなくなる可能性もあります。 “最適化が課金”みたいなノリは面白いけど、財布は守れ。
何が起きてる?「DLC多いほどFPSが上がる」現象の中身
発端:Redditの検証報告→海外メディアが拡散
「DLCを持っていないほどゲーム内で“所持チェック”が大量に走り、CPU負荷が増えてFPSが落ちる。 DLC所持を“全部ある扱い”にすると負荷が減ってFPSが上がる」という主張が拡散しました。
技術的にあり得る話:ボトルネックがCPU側に寄る
もし毎フレーム/高頻度で「未所持DLCの確認」を繰り返していたら、 その処理がCPUスレッドを占有→GPUが待たされる→フレームレート低下…は普通に起こりえます。 要するに“描画が重い”のではなく“確認処理が邪魔”というタイプ。
検証はどうだった?「爆上がり」派と「そこまで」派
爆上がり報告(低~中スペ/CPU詰まり環境で目立つ説)
ある検証では、DLC所持を“全部あり”扱いにすることでCPU負荷が下がり、FPSが大きく改善したという報告が出ています。 ただしこの手の報告は環境差(CPU/メモリ/常駐/設定/エリア)で振れ幅が出やすい点に注意。
慎重派の検証(平均FPSは“少し”の改善に留まる例も)
海外メディアの追試では、DLC数を増やしても平均FPS差が小さい(数FPS程度)という結果も出ています。 つまり「常に3倍!」ではなく、条件が揃ったときにだけ悪さをするタイプの可能性があります。
“限定的な場面”で発生する可能性(検証メディアの指摘)
技術検証系の報道では「DLCチェックが大量に走るのは特定条件下」という趣旨も出ています。 こうなると、DLCを買う/買わないより、パッチでチェック頻度や実装を直すのが本筋です。
専門っぽく解説:なぜ“未所持DLC”が重さに繋がるのか
ポイントは「確認の回数」と「同期/待ち」
- 所持判定(エンタイトルメント確認)が高頻度で走る
- 確認がネット/OS/Steam APIに触れて待ちが発生する
- その待ちがメインスレッド寄りだと、描画更新まで止まる
ざっくり言うと「買ってないDLCが多いほど、チェックする対象が増える or 分岐が増える」設計だと最悪です。
“課金で最適化”じゃなく「バグ/実装ミスで損してる」構図
もし事実なら、DLC購入者が得をしているというより、 未購入者が無駄な処理で損している状態。 だから直すべきは「購入導線」ではなく、チェックの実装(頻度・キャッシュ・非同期化)です。
じゃあどうする?“正攻法”の対処まとめ(PC/PS5)
PC(Steam)
- まずは公式パッチ待ちが本命(安定性/性能改善のコミットが出ている)
- 検証するなら「同じ場所・同じ天候・同じ設定」で再現性チェック
- CPUボトルネック疑いなら:常駐/オーバーレイ/録画/ブラウザを切って比較
- ドライバ更新、シェーダーキャッシュ削除、ゲームファイル整合性チェックも定番
PS5
- PS5は「DLC所持チェックでFPSが露骨に変わる」話の中心ではない
- 不安定なら:本体更新・再起動・設置/排熱・ストレージ空き確保
- TVが対応していればVRRや表示設定の見直しで体感が変わることもある
やっちゃダメ:財布で殴る
「FPSのためにDLCを買い増し」はおすすめしません。 もし“DLCチェック”が原因なら、将来の修正で効果が消える可能性が高く、最悪は徒労です。 まずは公式の修正と、再現条件の共有が正義。
“ガチ検証”したい人向け:正しい測り方
- 同じシーン(座標/時間帯/エフェクト/人数)を固定
- 設定(解像度、DLSS/FSR、描画距離、影、上限FPS)を固定
- 計測ツール(平均/1% Low/フレームタイム)を見る
- 「平均だけ上がる」よりフレームタイムの乱れが減るかが重要
※“たまたま軽い状況”を引くと誤判定しやすい。最低でも複数回回して中央値を見るのがコツ。
まとめ:課金は最適化じゃない(たぶんバグだ)
- 「DLC多いほどFPS↑」はPC(Steam)中心に報告
- 原因はDLC所持チェックの負荷が疑われる(CPU側ボトルネック)
- 検証では爆上がり例もあれば小差例もあり、条件依存っぽい
- FPS目的でDLCを買うのは非推奨:本筋は公式修正
※本記事は報告・検証記事をもとにした一般解説です。最終的な原因は公式アップデート/公式声明を優先してください。


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